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熱中症対策とコロナ対策

2021-07-29

 

毎日暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか(>_<)

今回は「熱中症とコロナの感染防止策」についてお話ししたいとおもいます♪

熱中症は気温が高いなどの環境下で、体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こります。

小さな子どもや高齢者、病気の方などは特に熱中症になりやすいため注意が必要です。

新型コロナウイルス感染防止をしつつ、熱中症の十分な対策を行いましょう。

 

気温・湿度が高い中でのマスク着用には注意が必要

夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。

人は、気温が高くなり体内に熱がこもるようになると汗をかき、呼吸をして冷えた空気を体内に取り込むことで熱を発散し、体温調節を行っています。

しかし、マスクをしていると自分の呼吸により温められた空気しか入ってこないため、呼吸で身体を冷やすことが難しくなります。

また、顔の半分ほどがマスクで覆われることで、熱がこもりやすくなり、さらに、マスクによる加湿で口の渇きを感じにくくなるため、熱中症に気づくのが遅くなり、とくに高齢者では熱中症になるリスクは高まると考えられています。

 

マスクをはずして休憩をとることも大切

今年は外出を自粛し、家で過ごした時間の多い人が多く、屋外の暑さに慣れておらず、マスクをつけて外出することで体調を崩す可能性もあります。

熱中症を予防するために、【こまめに水分を摂ること】【室内では冷房を活用し、室内を涼しくすることが重要です】

先程も書いたようにマスク着用により、熱中症のリスクが高まります。

ただし、感染対策上重要ですので、マスクをはずす際は身体的な距離(2m以上)に配慮し、周囲環境などに十分に注意を払って下さい

マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給をこころがけてください。

 

熱中症を予防するための9ヵ条

 

①暑いときや体調不良のときは無理をしない 

疲労、睡眠不足、発熱、かぜ、下痢など、体調の悪いときには無理に運動などをしないことが大切。

体力の低い人や、糖尿病の人、暑さに慣れていない人、熱中症を起こしたことのある人などはとくに注意が必要になります。

 

水分を補給 塩分(ナトリウム)を入れると効率的

汗からは水分と同時にナトリウム(塩分)も失われる。ナトリウムが不足すると熱疲労からの回復が遅れるので、適度に補う必要があります。

 

③スポーツドリンクに注意

水分補給にスポーツドリンクを利用する人も多いが、エネルギー補給の目的で糖質を含んでいるものが多く、減量や血糖コントロールをしている人では効果が減じてしまう。

 

④体を熱さに慣れさせる

高温多湿の環境での体温調節能力に、暑さへの慣れ(暑熱順化)が関係しますので、 暑くなりはじめの時期から適度に運動(やや暑い環境で、ウォーキングなどのややきついと感じる強度の運動を、毎日30分程度続ける)をこころがけ、身体が暑さに慣れるようにしましょう。その際も、水分補給を忘れずに行い、無理のない範囲で実施しましょう。

 

⑤運動する時間帯に注意

運動や体を動かすときは、日中の暑い時間は避け、朝や夕方の涼しい時間帯を利用すると効果的です。天気予報をみて、気温が上昇したり湿度の高い日には、午前11時から午後3時の運動は避けましょう。

 

準備は十分に 服装に注意

暑い時には服装は軽装にし、吸湿性や通気性の良い素材を使ったものを使用する。屋外で直射日光がある場合には、色の濃いものを身に付けるのを避けて、日傘や帽子も活用しましょう。

 

 アルコールを避ける

アルコールは水分補給の代わりにならないので注意が必要です。アルコール飲料を飲むと体の脱水が促されます。

 

薬を飲んでいる人は要注意

降圧剤である利尿薬は、尿を出して血液量を減らして血圧を下げる薬です。利尿薬には水分を排泄する作用があり、脱水を起こすことがあるため、熱中症には注意が必要になります。

 

マスクを外して休憩

マスクをしていると熱がこもりやすくなり、体温調節が難しくなため適度にマスクをはずし休憩をしましょう。

ただし、感染対策上重要ですので、はずす際は身体的な距離(2m以上)に配慮し、周囲環境などに十分に注意を払って下さい。

 

小児や高齢者、持病のある人は体温調節機能が弱い「熱中症弱者」として認識する必要があります。

周囲にいる者同士が、お互いに注意をし合い、少しでも異常がみてとれたら、熱中症を疑い適切に対処することが重要です。

まだまだ暑い日が続きますが、熱中症や夏バテに気を付けて今年の夏を楽しみながら乗り切りっていきましょう♪

 

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